210401 干潮を過ぎて~大唐の倉あたり

 しばらく前~4月1日干潮の11:35を過ぎた昼すぎ野田漁港・大唐の倉あたりはまだ干潮気味、ここは「長根の倉」というくらいで野田層群の固い砂岩礫岩層が海に向かって「根のように」伸びているんですね!


 砂岩礫岩帯に入れた筋目など確認できた一方、柔らかい砂岩層が常に崩落しているようで~これも自然の摂理=大地は動いているので仕方のないことですね!


 海岸部は特に、崩落する可能性のある場所が多いので地震津波・高波など常に注意を払ってゆきたいものです!また、春と共に動物の動きも活発です。🐻や蛇、ダニなど注意しましょう!

210401正面は三崎半島、久喜漁港周辺

固い砂岩礫岩の根が張り出しています。

布海苔ふのりなど海藻がいっぱい!

 やわらかい凝灰質砂岩(火山灰を含む砂岩)が崩れています。時として大きく崩れる場合があります。ご注意を!

かつて、この砂岩礫岩層に筋目をいれたのでしょう。海藻の育ち具合もいいですね!

北は野田村広内地区。

遠くに見える黒崎の断崖。

ゴロゴロとした礫れきに混じる炭化木!

 この礫は大きすぎ、砂岩に入った一回り小さい礫岩が固結した砂岩礫岩層が海に続くのでしょうか?

 春うららか~沖合まで遠浅が続いているようですね!

「春の○ ひねもすのたり のたりかな」(笑)


北三陸geo-history

三陸ジオパークの北部=八戸市~久慈市~宮古市を中心としたジオパーク関係情報です。