久慈市南部の久喜漁港(宇部町)は、名勝「十府ヵ浦」を含む野田湾の北の漁港です。
11月28日午後から野田~久喜の海岸をブラブラ、久喜漁港でヒョイと斜面を見上げたら部分崩壊した斜面修復工事が完了してました!
「屋形定置網」の事務所プレハブ脇で建物や人的被害がなかったのが幸いでしたが、漁港を利用する漁業者など大雨などの都度、警戒が必要で気がかりだったことでしょう。まずは完成おめでとうございます!
確か2019年10月18日の豪雨(台風?)で県道野田・長内線が通行止め状態となり、そのあと三崎海成段丘下・久喜漁港側の斜面崩壊に気づいたんです。
花崗岩地帯なので、例えば赤松の老大木が倒れて薄い表土を抉れば一気に崩れることもあると予想はしていたが、大豪雨の最中に起きるとは~でした。
2年余の修復工事により、やっと完了したところですが、花崗岩・火成岩地帯では岩石が固いだけに縦横の節理が入りやすく今後とも注意が必要かと思います。
また、三崎漁港への斜面、野田村玉川海岸辺りの地層の日々のズレの積み重なりなど見守ってゆきたいところです。
211128ⒸShima
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みちのく潮風トレイル150m強上り斜面から眺める、野田湾・十府ヵ浦、中央右には野田漁港
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191018ⒸShima 「斜面崩壊後」
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