230613 北三陸は海霧・ジリの季節~やませ

 6月に入り、帰路の峠道が霧に覆われることがあり、この頃は日中晴れでも夕方から市街地にも海霧が入る季節となりました!


 東北は「梅雨」入りといいますが、北三陸はじめじめした気温の高い梅雨じゃなくて、20℃前後の時として肌寒い日々が続きます。年により低温・長雨の冷夏になる場合もあります。


 今年は、日中17℃から23℃位の最高気温で推移しています。気温がさらに低くなれば米の不作や冷害の起こる場合もあります。この状態で晴れたり海霧の冷雨となったり、7月に入り徐々に気温が上がってゆきます。そして7月下旬の豪雨一過、夏本番です。


 北三陸に「梅雨」は無いと言いたいのですが、これが北三陸の梅雨だと言われれば、そういうことかもしれません。(笑)

 今日15日は、曇り~雨~海から冷たい霧が入ってます。明日晴れるかな?

 ニッコウキスゲやハマナスの盛期、ネギ坊主もピンクの花が開き夏の前触れですが、北三陸は海からの霧が入ってきます。                                                        230613@shima

舟渡海岸~大尻漁港、段丘上の大尻集落も霧に包まれているようです。赤浜展望台より

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夜の北三陸駅前  230612@shima

230523 岩手日報「本県冲の海況」~沿岸は、まだ海水温12℃ほどです。

230601岩手日報「本県冲の海況」 20℃帯暖流の北上~15℃帯も沿岸に寄ってきました。津軽海峡は、まだ14℃です。

230608岩手日報「本県冲の海況」15℃帯近づいてます。22℃帯もかなり北上。

230615 岩手日報「本県冲の海況」~20℃帯かなり北上、15℃帯が沿岸に接近、津軽海峡には16℃帯が入ってます。親潮は次第に後退ですね!


北三陸geo-history

三陸ジオパークの北部=八戸市~久慈市~宮古市を中心としたジオパーク関係情報です。