1月22日(水) 三陸ジオパーク 北部ブロックエリアの認定ジオパークガイド更新講習会を実施しました。
参加者は9名、内2名は「いわて復興応援隊」の町田さん、新井田さん~オブザーバーです。
久慈海岸線が県道工事で通行止め、久慈市役所集合~久慈港~長内町大尻~宇部町舘石~小袖沢経由~迂回の小袖漁港入りです。
路面は雪もなく、わずかに小袖沢沿いの杉林周辺に路面端っこ凍結が数メートルだけ、順調に袖ヶ浜へ着きました。
雲がかからなければ、久慈湾の北に階上岳(740m青森・岩手県境~種市岳)手前左に久慈平岳(706m岩手県洋野町)が見えます。
久慈湾・久慈港南方の漁村集落とジオ的景観について話す途中から、風が吹き出し強風に変わりました。
小袖漁港周りのジオサイト、朝の連続TV小説「あまちゃん」や歴史・民俗・文化などに触れながら柱状節理の夫婦岩巡り、その辺りから風がもの凄い吹付となり、海女さん達の観光素潜り実演場では火山性岩の岩壁に隠れながらの観察となりました。
立っているのがやっとの状態なので、やむなく海女センターに駆け込み、現役海女さんとの会話を楽しみながら見学、滞在予定時15:00近くとなり、津波襲来波高や上下集落の変遷・漁業集落の石垣など、あれこれ話ながら更新講習の解説会を終えました。
その後は、場所を久慈駅前の「久慈ステーションホテル」に移し、北部ブロック認定ジオガイドと三陸ジオパーク推進協議会事務局(長谷川特命課長、田高推進員)との懇談会を持ちました。
小袖漁港「夫婦岩」の向かって左側~男岩のてっぺんをよく見ると赤い鳥居の奥に小さな祠が見えました。手前と左部分は女岩上部です。
画面中央奥=久慈港向こうに久慈平岳、階上岳が見える。さあ講習開始!
あちこち眺めながら、あれこれ言い合いながら前に進む。
小袖海女センターと夫婦岩(柱が横たわった様な火山岩で出来ている。)
漁港周囲の岩礁にはウミウがよく見られます。大きな岩の上では、営巣中の鵜とウミネコなどが、しょっちゅう縄張り争いをしています。
更新講習会の後は認定ジオパークガイドの懇談・意見交換会(久慈stホテル)
0コメント