4月3日夕、野田村十府ヶ浦の南~土内入口から米田浜(アツイハマともツブタとも言うようだ)に行ってきました。
2月28日の北部ブロック認定ジオパークガイド研修会以来久しぶりです。ここは白亜紀久慈層群の国丹層に当たる場所で、約7,000年間にわたる「津波堆積物層序」の残されている場所から南側になります。
この浜は、小さな貝殻が無数に打ち寄せられる場所で、クジラの骨やサメの歯なども発見されたりします。
歩き出して間もない場所は波で運ばれたゴロタ岩が多く、最近は工事用に投入された岩や東日本大震災などで損壊した港湾・防波防潮施設などのコンクリート塊も見られるようになりました。
遠浅の浜で、足元の基岩は砂岩じゃなく頁岩のようです。
波打ち際に、わずかに赤茶色のフノリや海苔、アオサ?みたいな海藻のついた岩があり、昭和末期の消波ブロック投入で波飛沫が飛ばないようになり、以前のように見渡す限り海藻に覆われ∼とは言えません!
夕方だったので、短時間に海藻の間や岩の溝などにへばりつく貝を確認してきました。
思えば、子供の頃に湯がいて針や釘で殻から貝の中身を引き出し、おやつ代わりにした想い出があります。
場所や時期にもよるのか他の海藻は確認できなかったですね!
日頃、地層や岩石や琥珀・化石などに目が行ってしまい「磯の生き物」を忘れていました。また時々観察してみたいものです!
海苔ですね!
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