190422 台湾・台北旅游客~三陸ジオパーク普代水門~普代浜園地を案内

 4月22日(月)午後、台北からの旅游客さんを案内ガイドしました。


 KNT台湾の旅行企画で、成田から新幹線で盛岡着~小岩井~八幡平~弘前泊~久慈~普代水門~北山崎~羅賀荘~龍泉洞~浄土ヶ浜という沿岸部は昭和以来の鉄のトライアングル(龍泉洞・北山崎・浄土ヶ浜)強力ですね!

 それに青森拠点のパチスタイルも生きてます~青森入りで周辺へ散らばる傾向です!


 まあ、それは別として今回は子供さんが6~7人、大人が10人ほどなので手短に東日本大震災で来襲した大津波から、普代の街や太田名部集落を守った普代水門・太田名部防潮堤の事、3・11余震の影響で動かない水門を手動で締め切ったこと、水門をも超えた津波の高さなど確認しながら、明治29年・昭和8年の「二度あったことは、三度あってはならない」という強い信念で「15.5mの高さ」にこだわった故「和村幸得村長」顕彰碑など紹介しました。


 水門上から津波の高さ・到達範囲など確認し、2018年2月および先日も花蓮地震があったばかりでプレートの動きが活発なエリア~なおかつ台風・洪水・土石流災害が多いことなど、日本と似た傾向があります。

 互いに自分の住む場所の災害リスクを確認し、常に防災を意識されたい旨呼びかけました。

 

 15分ほど案内の後は、宿入りまで時間の余裕もあり、バス長旅の窮屈さ解放で~普代前浜園地の波打ち際まで散策、風がやや冷たいものの子供さんたちは大喜びでした。


 砂鉄を多く含みガラス質成分の多い白砂、波打ち際で皆さん青松・海原を背景に写真どり、バス乗車前には「浜の産直きらうみ」さんをのぞきながら、地場の煮干しを「おいしい~」とつまんだりしてました。


 最後に、今年リタイヤしたばかり~それで旅行する時間が出来たと話すお父さん家族と記念写真~東日本大震災時の台湾の皆さんの支援に感謝し握手でお見送りしました。


 近畿日本Tさん、添乗員さん、バス会社さん、「きらうみ」合砂さんご夫妻と歓迎役のポメ🐕、普代村PRの観光交流係さん~ありがとうございました!


街を3・11東日本大震災・大津波から「守った」普代水門~三陸ジオパークジオサイト

三陸ジオP・ジオサイト普代水門からの前浜眺望~みちのく・潮風トレイルのコースにもなっています。

普代村 東日本大震災記録誌~発刊にあたって

普代村~同上記録誌P101~102より

大田名部防潮堤入口

浜の産直きらうみさんの歓迎犬ポメラに夢中の子供たち!

 今朝の獲れたて「生シラス」~比較的順調に上がっているようです!

ジオパークガイドのおじさんは、春の陽ざしに負けてます!(笑)

北三陸geo-history

三陸ジオパークの北部=八戸市~久慈市~宮古市を中心としたジオパーク関係情報です。