190624 新刊「新説 恐竜学」~平山廉・早稲田大学国際学術院教授

 三陸ジオパーク 久慈市小久慈町の白亜紀後期久慈層群玉川層で春夏年2回の発掘調査を継続している古生物学者・カメ類研究の世界的リーダー 平山廉団長の新刊本が、6月24日発売となります。

(Amazon~¥1,728.-)


 久慈琥珀博物館琥珀採掘体験場出土アドクス化石の鑑定依頼をきっかけに、2012年より通称「平山調査団」(皆が勝手に名付けてます⦅笑⦆)を率い調査開始、2019年3月で第15次の調査となりました。


 この間サメ類の歯化石、カメ類、スッポン類、絶滅した水棲爬虫類「コリストデラ類」=白亜紀後期アジア初発見、竜脚類、ディノニコサウルス類、翼竜、アドクス新種、コエロサウルス類、そして2018年6月琥珀採掘体験場で宮古市の高校生が発見し、平山教授の鑑定で白亜紀後期日本初のティラノサウルス類恐竜「歯化石」などなど、これまで調査団は2000点以上の「脊椎動物化石」を発見してまいりました。


 その成果は、2017年開催「化石研究会久慈公開例会」で北三陸地域住民の皆様に報告されています。


 この新刊本では、久慈市発見の「ティラノサウルス類」を含む、恐竜研究について触れられています。 


 この機会に、久慈市発見の恐竜化石について~恐竜・その研究についての新情報などを確認され、子供さん逹に教えていただきたいところです!

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