三陸防災復興プロジェクトの「三陸ジオパーク ワクワクフェスタ」として、第77回岩手県立博物館地質観察会~久慈市周辺に見られる暁新世の地層と化石~が久慈市・野田村で開催されました。
講師は東京学芸大学附属国際中等教育学校の堀内順治先生、学生時代から野田層群など新生代古第三紀~暁新世などの調査を続け、約30年間に及ぶ豊富な研究成果を基に案内してくださいました。
東京学芸大学附属国際中等教育学校の堀内順治先生
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砂岩と火山灰層中に炭化物、炭化木、硅化木、亜炭・石炭など見られます。
国立公園内は、環境保全のため現状改変や採取が原則禁止されます。
このところ雨が入ってますので、斜面の地層が柔らかくなっています。掘るたびに、ポロポロと崩れて細片になります。皆さん悪戦苦闘でした!
硬い泥岩部分もありますが、炭化物の層は幾重にも植物片が重なって、分離が容易じゃありません。
きちんと採取するのであれば、不要な層を上から取り除き、植物化石や炭化物の層を平たく幅広く確保するのが最良~これは時間に余裕のある場合ですね!
皆さん霧中でした、重い袋は何名かいたのでしょうか?(笑)~ここは私有地で、持ち主さんの了承をいただいています!
野田村役場前広場に集合・解散~盛岡方面などから、子供さんも入れ30数名の参加!ときおり小雨の降る中、皆さん楽しんでいただけたでしょうか?
次は、再来年かその先?~連続開催はないと思います⁉岩手県立博物館第77回「地質観察会」でした!
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