2月8日㊏9日㊐に開催される久慈市「令和元年度 市民生涯学習のつどい&市民大会」で、2012年より通称「平山調査団」を率い、16次にわたって古脊椎動物化石など琥珀を産出する久慈層群の発掘調査を実施してまいりました早稲田大学国際学術院教授•平山廉博士による講演が行なわれます。
日時:2月9日㊏ 14:40~16:10
会場:久慈市社会文化会館(アンバーホール) 大ホール
*大会の表彰・認定式に引き続き平山廉教授の講演となります。
同時に会場の久慈市文化会館(アンバーホール)3F展示室で8日9日二日間「琥珀の大地の恐竜たち」~文化財展も開催し、これまでの調査発掘で発見されたティラノサウルス類など恐竜たちについて、パネル展示による紹介を行います。
「令和元年度 市民生涯学習のつどい&市民大会」については、久慈市教育委員会生涯学習課が担当部署で、当日会場は入場無料となります。
詳しくは、下記久慈市webサイトでご確認ください!
https://www.city.kuji.iwate.jp/syataika/2020_syougaigakusyunotudoi.html
「新説 恐竜学」平山 廉 教授:著作(2019年7月 株式会社カンゼン刊)
獣脚類遊離歯~2019年3月:第15次「平山調査団」勉強会~平山廉教授報告
上図は「別冊日経サイエンス220 Scientific American®日本版」2017年6月 編著:真鍋真
*この時点では、約8千万年~1億年前頃のティラノサウルス類に空白があり、その後1990年代に発見された恐竜化石を詳細に分析した結果、中央アジアウズベキスタン北部の砂漠やUSAニューメキシコ州発見の物が白亜紀後期の「ティラノサウルス類」だったという報告が届いている。
国内でも福井勝山や丹波篠山などでティラノサウルス類発見が報告されているが、久慈の「ティラノサウルス類」遊離歯は白亜紀後期では日本初の発見という貴重な物となっています!
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