201018 北三陸に命をつなぐ~鮭の遡上が最盛期!

 三陸沿岸の河川域にサケの遡上が盛んです!


 三陸で育った人には毎年晩秋から初冬にかけて、河川遡上する鮭はとても身近なものです。 

 

 昭和40年代までは、10月~12月が遡上の時期、ダムや堰堤の無かった自然河川の上流まで沢山の鮭が遡上したものです。


 近年は、世界的な温暖化・北半球での海水温上昇や大量漁獲などの影響で、回帰する鮭の数が激減しているようです。


 去年は10月22日に遡上を確認しているんですが、今月18日は「ホッチャレ」がどうも多いような気がします。


 冬が早いのか?遡上の終わりが近いのか?判りませんが~こんなに身近なところで回帰する鮭を見れるのも「三陸ジオパーク」ならではの特徴ですね!


 地球を循環する水がキレイで、いつまでも生き物が河川湖沼と海の間を往来し続けてほしいものです。

 10月18日夕、暮れるにつれて遡上数が増し動きも激しくなります。雄ザケの動きもにぎやか!

北三陸geo-history

三陸ジオパークの北部=八戸市~久慈市~宮古市を中心としたジオパーク関係情報です。