230826 「ジオパークの日」環境保全・清掃ウォーキング!

 毎年8月22日は「ジオパークの日」~洞爺湖有珠山・糸魚川・島原半島ジオパークが世界ジオパークに認定された日です。これを記念して国内各地ジオパークではいろいろな記念イベント、ジオサイト保全活動などを実施しています。(その後、2015年11月17日にはジオパークがユネスコの正式事業となります。)


 ジオパークの日にちなんで、北三陸認定ジオガイドクラブでも、ジオサイト「小袖海岸」の小袖漁港から釣鐘洞まで約2.5kmをゴミ拾いしながら、ときおりジオパーク解説を入れた清掃ウォーキングを企画しています。


 三陸は、北の親潮と南の黒潮の出会う場所、このため夏場でも冷たい海霧が「やませ」となって陸地を覆い、太陽光を遮(さえぎり)ます。過去には冷夏・米や野菜など不作となって「ケカズ」=飢饉を引き起こすこともありました。

 冲から陸に向かって流れ込む、この「やませ」の景観は小袖海岸からも観察可能な、文化的景観の一つにもなっています。


 北三陸は、北からの海流のおかげでサケマス・タラ・サンマ・イワシ・カレイ・ヒラメ・ウニ・アワビ・ホタテ・北寄貝・ホヤ・ナマコ・昆布・ワカメ・マツモ・フノリなどなど海の幸にも恵まれているところです。この環境をこれからも大事にしてゆきたいものです。

 

 三陸ジオパークのジオサイト「小袖海岸」や三陸復興国立公園・みちのく潮風トレイルのエリア・ルートの環境保全につながる「ジオ&トレイル清掃ウォーキング」に北三陸エリアの皆さんの参加をお待ちしてます。


 今回は、清掃ウォーキングしたいな~と思っていたところ、久慈市のジオパーク・トレイル担当部署さんから、声掛けいただきチラシ作成始め、ご協力いただいております。

 清掃ウォーキングご協力いただける方は、掲載チラシご確認の上、久慈市商工観光課までお申し込みください。よろしくお願いいたします。定員20名まで。

北三陸geo-history

三陸ジオパークの北部=八戸市~久慈市~宮古市を中心としたジオパーク関係情報です。