2018東北ジオパークフォーラムin下北ジオパーク

 毎年東北のジオパークが持回りで開催している「東北ジオパークフォーラム」ですが、今年2018年は青森の下北ジオパークむつ市で開催されます。


 2017年は宮城の栗駒山麓ジオパーク、2016年八峰白神ジオパーク、2015年ゆざわジオパーク、2014年三陸ジオパーク(久慈市)開催でした。


 このフォーラムでは、ジオパークを主題の基調講演・パネルデスカッション・分科会・東北各地ジオパーク展・エクスカーション・郷土芸能の披露・開催地ジオの恵み物産展などが催され、東北各ジオパーク関係者同士の研修・ジオ仲間の交流・各地域の皆さまとの触合いの好機会となっています。


 特に分科会では、東北ジオパークの当面する課題について、ワークショップ形式の分科会で意見交換し合い、課題解決指針を共有し合っています。


 2018年今回は基調講演がJAMSTEC=国立研究開発法人海洋研究開発機構理事長・平朝彦先生講演「日本列島の成り立ちと下北ジオパーク」、分科会は①保全・防災分科会 ➁教育分科会 ③ジオストーリー分科会 ④ガイド分科会の四分科会が開催されます。


 三陸ジオパークでは、岩泉のジオガイドさんたちが「ガイド分科会」に主に参加予定、また中北部のジオ関係者は主に「ジオストーリー分科会」に参加、当方もジオストーリー分科会参加で、東北のジオパーク共通のキーワードから5班編成でワークショップを実施し、共通のストーリ―構築、成果発表のスタイルとなります。


 ほかに「保全・防災分科会」「教育分科会」とこれらも3・11大震災を経験した三陸ジオPにとって重要なテーマであり、教育も社会教育・学校教育・教える・学び合うことでジオパーク意識啓発普及につながる大事なテーマです。


 8月3日、4日の二日間(エクスカーション参加者は5日まで)開催の2018東北ジオパークフォーラムin下北ジオパーク」~どんな成果を得られるか、久しぶりに再会する東北のジオ仲間との交流などなど切磋琢磨と意識共有の良い機会となります。


 4日初日の平朝彦先生の基調講演は入場無料、会場は「プラザホテルむつ」13:50~15:20です。どなたでも聴講可能、興味お持ちの方は、下北ジオパークへいらして下さい。

北三陸geo-history

三陸ジオパークの北部=八戸市~久慈市~宮古市を中心としたジオパーク関係情報です。