広大な三陸ジオパークエリアを北部・中部・南部の三エリアごとに域内連携を図り、岩手~青森~宮城3県16市町村で構成するジオパークの一体化・連携活性を図るためのブロック会議が設立されました。
中部ブロックは4日に宮古市で設立総会が開催されています。
八戸市・階上町・洋野町・久慈市・野田村・普代村・青森県・岩手県・ジオパーク活動団体として「北三陸大地の恵み・ジオパーク推進連絡会」「北三陸認定ジオガイドクラブ」が構成団体となり、今後エリア内の情報共有や活動連携調整、三陸ジオパーク推進協議会と連携した研修・講演会開催・ガイド研修事業などを進めてゆくこととしました。
北部ブロック会議の会長には遠藤譲一久慈市長、副会長には小林眞八戸市長・梶田民夫北三陸ジオパーク推進連絡会会長が指名了承されました。任期は3年間。
設立記念講演も行われ「世界が『三陸ジオパーク』に期待していること、やっていくべきこと」と題して、日本ジオパーク委員会調査運営部会委員で時事通信社解説委員・三陸ジオパーク学術アドバイザーの中川和之さんよりミニレクチャーをいただきました。
ブロック会議設立はジオパーク推進活動具体化のスタートとなります。これからジオパークの推進組織「北三陸地域推進協議会?」をどう実体化してゆくかが求められます。
議事進行は北部ブロック会議会長・遠藤譲一久慈市長、右~八戸市長代理:大平透副市長、左~梶田民夫:北三陸大地の恵み・ジオパーク推進連絡会会長
「過去7千年間にわたる津波堆積物層序」を示す野田村の米田浜地先について「村が取得し、防災教育などに活用可能な条件が整いつつある」~小田祐士野田村長。
兵庫県芦屋市出身、阪神大震災を経験したJGC中川和之さんのレクチャー
9月5日岩手日報紙~中部ブロック会議設立
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