M6.9地震発生で中止!11・10三陸ジオ北部B市町村長ジオツァー

 11月10日開催予定の北部ブロック市町村長ジオツァーは、前日9日宮古東方沖約130Kmで発生したM6.9地震や8日から続く20数度の頻発地震~津波注意報の発令,後発地震の恐れもあり事前中止となりました。


 三陸ジオパーク構成市町村長さんによるジオツァー(北部ブロックエリア)も、残る「未確認ジオサイト」は、久慈渓流(鏡岩など)内間木洞・川又川の枕状溶岩等で、11月10日当日行程は久慈渓流鏡岩等現地確認し、山根町「べっぴんの湯」で昼食、その後内間木洞を見学で終了の予定でした。


 久慈渓流は、国道281関係工事で見学場所確保に難があり、時間短縮せざるを得ず、その空いた時間を岩手県営「滝ダム」で滝ダムの果たしている役割や置かれた位置(周囲の地層地質)、特にも長内川からの貯水量調節により2016年8月台風10号など越水・河川氾濫はんらんを防いだ効果を紹介する予定でした。


 また海成段丘上のドバ砂鉄、花崗岩類のシラマサ(鉄)をもとに久慈地方で砂鉄製錬産業が発達し、江戸後期には出雲地方と並ぶ一大製鉄地帯(南部鉄)となったことなど解説する試みでした。


 残念ながら9日夕方のM6.9地震発生(宮古東方沖)により中止となったのですが、ジオパークガイドが今回ジオツァーの下見~資料作成など準備に当たりましたので、その記憶として当日行程表と「さんりくジオだより№112」掲載の金久ガイド寄稿記事を残しておきます。

 今回の三陸ジオパーク構成市町村長ジオツァー関係者の皆様大変ありがとうございました。


*岩手県沖(宮古東方沖)で頻発した地震は、11月9日だけでも、M6.9を始め、M6.3、5.8、M5.6、M5.5など20回近くに及び、11月10日も16:23のM6.2など18:59までに9度の強い揺れが続きました。

 岩手県沿岸から約200kmに位置する日本海溝の陸側~これだけの頻度で強い揺れが発生することは、やや異常とも言えます。


 一ヵ月後12月8日23:15には青森県東方沖でM7.4震度6強の地震、12月9日にもM6.4、M5.9

12月10日 M5.9、12月12日 11:44 M6.7と続き、8日の強震は八戸市などで大きな被害が出ました。日本海溝から千島海溝にかけてのプレート活動には日頃の注視と備えも大切ですね!


北三陸geo-history

三陸ジオパークの北部=八戸市~久慈市~宮古市を中心としたジオパーク関係情報です。