190627 みちのく潮風トレイルロード・クリーンナップウォーキング

 北三陸ジオパークガイドクラブ有志といわて復興応援隊・久慈駐在さんで、久慈港諏訪神社下から「海女ちゃん街道」を釣鐘洞まで、トレイルロード・三陸ジオパークサイトの点検清掃を兼ねたウォーキングを実施しました。


 13:00駅前の事務所集合、復興応援隊町田さんに車で諏訪神社下まで送っていただき、3人は小袖漁港に向かって県道を南下、町田さんは釣鐘洞前から北上となりました。

 27日は朝から薄曇りのどんやり~蒸し暑く、熱帯性低気圧や台風の発生で急変の天候は心配通り、途中で雨が降り始め勢いを増し、釣鐘洞を過ぎる辺り約4kmほどで切り上げとしました。


 その後、五丈の滝南の斜面でニッコウキスゲの一斉開花場所を確認、海女センターに立ち寄って、今日のクリーンナップ・ウォーキングを終了しました。

 諏訪下神社~小袖漁港間は、6.2kmほどですが未完の約4km走破でした。


 県道路面周囲を中心に、空き缶やペットボトル、白いソフトな紙類、プラスチック破片、お菓子の包装紙など多種類のゴミ。

 浜辺などは、漂着ゴミが大量で地域や公益組織などが主催しなければ少人数の善意だけでは非力です。何かうまい方法は、ありませんでしょうか?


 北三陸ジオガイドクラブでは、今後もトレイルロードや三陸ジオパークジオサイトのトレッキング・ウォーキングを兼ねたクリーンナップ活動を続けてゆきます。

 関係機関や愛好仲間のご協力を、よろしくお願いいたします。

諏訪神社前からスタート、左は県道

 諏訪緑地左丘陵の高台に諏訪神社が鎮座。

 6月21日付岩手日報紙~東日本大震災モニュメント「ケルン・鎮魂の鐘と光」高さ14.5mは久慈市南岸の津波の高さ!

隣の玉の脇漁港へ向かう歩道、後方奥は久慈港

3・11東日本大震災時に倒された杉の木

震災後修復補強された歩道斜面

玉の脇集落の高台~ここまで津波遡上!

 玉の脇神社~左右に「滝の明神」様と「大海大龍神」様の祠、中央に「金刀比羅神社」「観世音菩薩」石碑、側の玉の脇川は二筋の小滝となって流下する!

浜の生業~網の調整作業でしょうか?

 久慈湾 湾口防波堤北提の工事が続きます。北提は計画2,700m、2018年度末現在375mの設置!右手前の岩礁は大尻漁港近くの火成岩。

 諏訪下から3.5km強、釣鐘洞着!今日の天気は、もやもやパッとしません。やはり雨が入りました!

スカシユリの開花、始まってました~2ヵ所で確認~7月中旬頃まで?

 浄土ヶ浜トンネル北口、この岩壁にもニッコウキスゲやスカシユリが咲きます。厳冬期は氷雪でガチガチの厳しい気象条件なんだけど、たくましい生命力なんだね~!

 トンネルの下まで海水が来てます!と言うより、海の上に架橋トンネルを造っているんですね!

 雨が入り釣鐘洞前で今日のクリーンナップ活動終了!残念というか、嬉しいのか複雑?日頃の〇〇不足は、間違いなし!

 トレイルロード案内板~海女センター近く(6月18日夕)、北限の海女さん達が久慈の朝市で海産物を販売するために往来した「海女の道」~命のみち!

 最後は、東日本大震災後再建された海女センターで周辺確認!

 今日のクリーンナップ・ウォーキングコース約6.2km(予定)でした!


20181022 岩手日報 碑の記憶 ~石碑編~⑤

北三陸geo-history

三陸ジオパークの北部=八戸市~久慈市~宮古市を中心としたジオパーク関係情報です。