来月8月9日㊎ 早稲田大学国際学術院平山廉教授の講演会が、久慈グランドホテルを会場に開催されます。
主催は、久慈商工会議所・観光交通業部会、講演会終了後交流会も併せて行われます。
2006年久慈小久慈町の久慈琥珀博物館「採掘体験場」から発見されたカメ化石(アドクス)の鑑定を機に、2012年より全国の大学関係者、研究者、院生、学生、博物館研究者、化石愛好家などを組織し、年2回今夏第16次の発掘調査団を率いる平山団長~この間アドクス新種・水棲爬虫類コリストデラ類、竜脚類ティタノサウルス類歯化石、獣脚類コエロサウルス類化石、肉食恐竜ディノニコサウルス類歯化石発見などの成果を上げています。
この4月19日には、琥珀採掘体験場で2018年に宮古市の高校生が発見した化石が、鑑定の結果肉食恐竜ティラノサウルス類歯化石で白亜紀後期日本初の発見であることを早稲田大学において報道発表しています。
現在発掘中の久慈層群玉川層の化石集中層が約9,051万年前であり、周辺の同地層を継続調査することで、多様多種類の恐竜化石をはじめとする脊椎動物化石・動植物化石等が、今後も発見される期待が高まっています。
また、そのことによって当時の久慈を含む地域の生態環境が解明される手掛かりになり、日本列島が形成されるはるか昔の大地の成立ちを解明する一助ともなり、三陸ジオパークの北部北上帯を構成する北三陸の大地の歴史そのものとなります。
以下、久慈商工会議所HP公開の講演会チラシ兼参加申込書を掲載しますので、8月6日までにお申し込みください。
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