211104ⒸShima
211003ⒸShima
211003ⒸShima
国道45号安家川河口から下安家集落・サケマス孵化場を過ぎての第1カーブあたりに花崗岩が顔を出します。その先内川(現在は1軒家のみ)手前からチャート層が見えてきます。
210926ⒸShima
内川の民家を過ぎた第2カーブ辺りから、珪質泥岩・珪質頁岩・粘板岩など遠洋由来の付加体に変わってきます。
アユの簗場周辺で凝灰岩が入り、第3カーブ周辺でまたチャートや微かに砂岩など入っているようです。
211104ⒸShima
211104ⒸShima
211003ⒸShima
211003ⒸShima
211003ⒸShima
211009ⒸShima
211009ⒸShima
河口から第4カーブ、安家隧道の第5カーブ~野田・岩泉町村堺の大平沢を経ながら、やがて茂井集落周辺で花崗閃緑岩・石英閃緑岩帯に推移してゆきます。
この辺については現物確認がなかなか難しく、研究者のレクチャーなどあればプチ深読み可能でしょう(笑)!
210926ⒸShima
211009ⒸShima
まあ、現地を歩けばいろんな面白いことが見つかると思います。今年はもう冬突入で年内は積雪と融雪を繰り返し1月辺りは氷雪となります。来春探索の楽しみとしましょう。
211104ⒸShima
211104ⒸShima
*安家川の「カワシンジュガイ」は「絶滅危惧IB類」として環境省「レッドデータブック」に記載されているようです。
氷河時代に日本列島まで分布範囲を拡げ、その後取り残された北方系の遺存種といいます。サハリンやシベリアに同じ仲間がいます。
また、ホンカワシンジュガイなどイシガイ類の仲間は、もともと北方世界に広く分布していたようですが、水質など環境悪化に加え、温暖化で水温20℃以下の生存可能範囲が年々狭まり、貝年齢で老年代が増え若年代が減少するなど世代交代=新陳代謝の難しい場合も多くみられるようです。
東北地方や北海道は、本州内でも比較的良好な河川環境が維持されている場合が多く、岩手県内各河川で数多く生息しているようです。
安家川上中流の岩泉町では2009年天然記念物指定され、下流域野田村でも2011年村天然記念物として指定されています。
*ミヤコタナゴなどの産卵用に販売取引される場合があります!皆さまご注意ください!
参考:「野田村通信ブログ」
参考:「いわいずみブログ」
©シームレス地質図・地理院地図~安家川流域、河口より6㎞くらいまでの部分図
211104ⒸShima
0コメント