24日(日)14:00より県立博物館開館40周年記念特別展の宮古移動展最終日、宮古市日立浜町の県立水産科学館で展示資料解説会が行われました。
この日は、県立博物館の目時・近藤・望月・高橋・工藤学芸員による各資料の解説が行われ、これまで見聴きしたりあるいは初めて見る展示品の詳しい解説を聞きながら、貴重な資料への思いを新たにしました。
なかには宮古で初めて公開される物もあり、盛岡藩士の記した「三閉伊路程記」や哲学堂(後の東洋大学)創始者・井上円了の著した旅行記など近世・近代宮古地方の様子を表す、決して数多くない当時の大事な記録資料が示されていました。
新型コロナ流行第5波の影響で、県立博物館での開催が8月中旬打ち切りとなり、困難な諸状況の中で開催された移動展~三陸ジオパークを構成する大地、自然界の生き物、人文などなどコンパクトでも奥の深い展示に今後の期待が深まりました。
岩手県立博物館、県立水産科学館、宮古市など関係者の皆さん大変ありがとうございました。
「みる!しる!わかる!三陸再発見」普及解説書が刊行されています。
〒020-0102 盛岡市上田字松屋敷34番地 岩手県立博物館 総務課
☎:019‐661‐2831 Fax:019‐665‐1214 mail : daihyo@iwapmus.jp
0コメント