先月17日(土) 岩手県北広域振興局 保健福祉環境部主催の「環境講演会」にお招きいただき北三陸ジオパーク推進連絡会の活動について紹介する機会をいただきました。
この「環境講演会」は例年、その時々の県民を取巻く環境等について啓発講演するもので、久慈市地球温暖化対策協議会団体。久慈地域流域協議会団体、管内中高生・保護者・教職員の皆さん、およそ45名の聴講となりました。10名ほどの高校生も出席をいただきました。(久慈高校)
講師
◾三陸ジオパーク推進協議会 事務局次長 吉原武志 氏(岩手県政策地域部特命課長)
◾久慈市観光交流課 ジオパーク研究員 佐々木和久 氏
◾北三陸大地の恵み・ジオパーク推進連絡会 事務局次長 島川芳樹 氏
三者による
①ジオパークの概要、三陸ジオパーク認定の経緯
➁保全のための取組みや活用の仕方(これまでの活動紹介)、見どころ
③今後の展望~についての講演が実施されました。
聴講者が通常は、交流のない方が大半で講演者も聴講者も他流試合的な要素が多い機会となりました。
講演は主に
●三陸ジオパーク推進協吉原さんから~ジオパークの概要、認定経緯、これからの方向性
●久慈市ジオパーク研究員佐々木さんから~ジオパークとは、久慈市のジオサイトなど
●北三陸ジオパーク推進連島川さんから~設立の経緯、これまでの活動、今後の展望
~について講演し、会場からの質問等では野田村米田海岸の「約7000年間にわたる津波堆積物層序」について「現状と今後の保全についての展望は」というお話があり、2月6日「津波堆積物層序剥ぎ取り標本」を作製した盛岡市立高校 小野寺弘幸 教諭の講演が「野田村生涯学習大会」で行われ、標本実物を目にした村民の関心が高かったこと、国立公園内の私有地ではあるが保存活用について、野田村が環境省・文化庁・地権者さんと調整中であることを紹介した。
今回初対面の方がほとんどで、ジオパークについてこれから関心を持っていただき特に高校生など各種のジオパークイベントへ参加するきっかけとなれば幸いと感じたところです。
当日の写真を掲載して講演会の状況をお伝えします。(北三陸・島川)
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